月別アーカイブ: 2005年1月

研修合宿開催のお知らせ

事務局

地球宇宙平和研究所では下記のように、研究合宿を行います。皆様奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時: 2005年2月26(土)−27(日)日
場所: ホテル甲子園 (山梨石和温泉)
〒:406-0031 山梨県東八代郡石和町市部977-7
TEL:055-263-3211 FAX:055-262-7515
E-Mail:web@hotel-koushien.jp
交通
・車で来られる方
東京高井戸IC—(中央高速/80分)—一宮・御坂IC—(R20/10分)—石和温泉郷
一宮・御坂I.Cより、甲府方面へ走行して、「広瀬交差点」にて右折してください。
JRAの場外馬券場を通り過ぎてすぐ、ホテル甲子園の看板と建物が見えてきます。

・電車で来られる方( 26日石和駅からホテルまでの送迎も手配しているところです。)
新宿—八王子—石和温泉郷(中央線特急/約1時間25分)
高尾発 10:20 小淵沢行き普通 石和着 11:54
新宿発 10:30 特急あずさ 八王子発 11:03  石和着 12:01
高尾発 10:57 韮崎行き普通 石和着 12:34
高尾発 11:20 小淵沢行き普通 石和着 12:50
新宿発 11:30 特急かいじ 八王子発 12:03 石和着 13:03
高尾発 11:49 甲府行き普通 石和着 13:19

テーマ: 「いかなる地球宇宙平和学を創るのか」
目的: 各研究部会の総括と地球宇宙平和学叢書発刊への準備及び相互の親睦
料金: 1人 13,000円(一泊二食、会議室・懇親会会場費込み)
三名一室14,000円、二名一室16,000円
日程
研究発表は一日目は総論的なもの、二日目はより細かな各論的なものとしました。発表テーマは仮題で、発表者も多少変更があるかもしれません。発表者でレジメを用意される方は18部ご用意下さい。

2月26日(土)
午後1:30 現地集合
午後2:00−6:00 研究会
・中西治「いかなる地球宇宙平和学を創るのか」
・玉井秀樹「平和学のフレームワーク」
・岩木秀樹「これからの平和思想と共存の可能性」
・渡辺直毅「『戦争』の性格における連続性と断続性の視座」
午後7:00 夕食・懇親会

2月27日(日)
午前7:30 朝食
午前9:00−12:00 研究会
・林亮「北朝鮮核拡散問題と米国MD戦略」
・佐藤仁志「創価学会の地球宇宙平和学会化について」
・遠藤美純「戦間期における平和主義について」
現地解散

*研究所非会員やご家族連れも歓迎します。また必ずしも研究会に出席されなくても結構です。
*研究会での発表者を募集いたします。1人30分程度でお願いします。その際、地球宇宙平和学叢書発刊を見据えて以下のようなテーマに関連するものを歓迎いたします。ただしこれとは異なるものでもかまいません。

総論
・地球宇宙平和学とは何か
・NPOにおける公共性と平和
・現代世界の戦争と平和

理論と課題
・平和学の現在と問題点
・憲法と平和
・安全保障研究と平和
・情報化と平和

平和思想
・東洋
・西洋
・イスラーム

地域の現状
・日本における戦争と平和
・東アジアの戦争と平和
・ユーラシアにおける戦争と平和
・中東イスラームにおける戦争と平和
・アメリカにおける戦争と平和

*参加希望者及び研究発表希望者は、事務局岩木までお知らせ下さい。

ウェブページ・リニューアルのお知らせ

事務局

地球宇宙平和研究所の皆さま、大雪の富山より、元気に新春のお喜びを申し上げます。

旧年中は大変にお世話になり、ありがとうございました。昨年は連続講義や研究部会など、数々企画していただいた会に参加させていただき、心に残る年でした。本当にありがとうございました。

さて新年にともない、地球宇宙平和研究所のウェブページをリニューアルいたしましたので、ご報告させていただきます。まだ未完成の部分もあり、またこれまでのサイトと趣を変えましたので、皆さまのお気に召すか不安ですが、皆さまからお寄せいただきましたアドバイスや研究 所を思うお気持ちを大切にしながら、心を込めて作成いたしました。ご意見をお寄せ下さった皆さま、本当にありがとうございました。

トップページのイメージマップ(メニューの画像)には、皆さまと研究所にとって、本年がこれまで以上の飛躍の年となりますようにとの願いを込めています。多くの方に見ていただけるようにとの思いから、モバイルなどの小さなディスプレイを使用なさる方にも見やすいようにと、内容を左寄りに配置しております。

今後も、見やすく多くの人が訪問して下さるサイトを、そして皆さまの思いのこもったサイトを目指して、更新を続けていきたいと思っておりますので、ご意見やご提案などをお聞かせいただけますと幸いです。

本年も皆さまには大変にお世話になりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

竹本恵美(デジタル編集部)

新年のご挨拶

中西 治

特定非営利活動法人 地球宇宙平和研究所の皆様

2005年の新春、おめでとうございます。

今年は波乱な幕開けとなりました。

戦争、地震、津波などさまざまな不幸な出来事が起こっています。

地球は乱れ、地球は怒っています。

今年は日本と清国(現在の中国)との戦争が終わって110年、日本とロシアとの戦争が終わって100年、日本と中国、米国、英国、ソヴェトなどとの戦争が終わって60年です。

20世紀の日本は1945(昭和20)年8月15日までの前半とそれ以降の後半の二つの時代に大きく分けられます。前半は天皇を主権者とする戦争の時代であり、後半は国民を主権者とする平和の時代です。

1867(慶應3)年10月に最後の将軍徳川慶喜が大政を奉還し、同年12月に王政復古が宣言されてから21年余り経った1889(明治22)年2月11日に明治政府は天皇を国の統治者とする大日本帝国憲法を発布しました。

日本は富国強兵をめざし、この憲法を制定してから5年後の1894(明治27)年8月に清国に対して宣戦を布告し、その10年後の1904(明治37)年2月にロシアに対して宣戦を布告しました。日本はそのまた10年後の1914(大正4)年8月にドイツに宣戦布告し、第一次大戦に参加しました。

日本はロシア革命に乗じて1918(大正7)年8月にシベリアに出兵し、最終的に北サハリン(樺太)から兵を引いたのは1925(大正14)年4月でした。

1931(昭和6)年9月に日本は中国東北(満州)で戦争を始め、1932(昭和7)年3月には傀儡国家「満州国」をでっち上げ、本格的に中国への侵略を開始しました。その行き着いた先が1945年8月15日の敗戦でした。

日本は帝国主義時代に帝国主義的に対応し、一時はうまくいきましたが、最後は失敗し、大日本帝国は滅亡しました。

ドイツ第三帝国と大日本帝国の崩壊および戦後における植民地の独立によって帝国主義の時代は終焉しました。

日本国民は明治以降の戦争につぐ戦争の歴史に学び、そこから教訓を引き出し、1946(昭和21)年11月3日に新しい憲法を制定し、1947(昭和22)年5月3日から施行しました。

この憲法の第9条で「戦争を永久に放棄し、戦力を保持せず、交戦権を認めない」ことを国の基本方針としました。日本は50年以上にわたり外国に軍隊を送り、外国で人を殺すことはありませんでした。

それがいま危うくなっています。

日本は現在、現に激しい戦争が展開されているイラクに自衛隊を派遣しています。第二次大戦後はじめてのことです。日本は戦争をする国になりました。

自由民主党は結党50年にあたる今年を期して憲法の改定、とくに第9条の改定を強行し、法的にも日本を戦争のできる国にしようとしています。

このまま進めば、日本はふたたび滅びます。

私たちはこうした流れをせき止めるとともに、地球上に恒久平和を確立するために憲法第9条の精神を地球全体に広めるように呼び掛ける宣言を2004年8月15日に発表し、国の内外から多くの賛同を得ました。

私はこのことに大変力づけられています。

私たちの研究所は今夏に朝鮮民主主義人民共和国に代表団を派遣します。同国は現在この地域の緊張の源とされています。私たちはこれをこの地域の人びととともに平和の源としたいと願っています。

私はそれは可能であると考えています。そこに住む人びとも私たちと同じ人間であり、平和と幸せを求めているからです。

私たちの研究所は今年から本格的な研究活動を開始します。これまでのニューズレター、ブックレットの発行の他に叢書、所報などの出版物の発刊に積極的に取り組みます。

新春とともに研究所のWebサイトがリニューアルされました。新しい年、新しい門出を象徴するものです。出来栄えはいかがでしょうか。このサイトを通じて大いに私たちの考えを地球全体に発信し、広めていきましょう。

人間はこの地球上で生きるようになって以来ジグザグな道を歩みながらも確実に前進してきました。

18世紀は自由・平等・友愛が時代の先進的な思想でした。19世紀は自由主義と国民主義の時代であり、20世紀は平和と独立と民主主義の時代でした。これらの目標の多くは地球上の各地で実現されつつあります。

私は21世紀は地球と宇宙の平和と人間の幸せをめざす世紀になるだろうと思っています。

宇宙(Cosmos)、地球(Globe)、人間(Human)、平和(Peace)、幸福(Happiness)は時代のキーワードです。私たちの研究所の名称はこの時代の先進的な精神を表わしています。

私たちの研究所の課題は時代の精神を作り出し、理論化し、地球全体に広めることです。

思想は人びとの心のなかに根付いたときに偉大な力を発揮します。

知は力です。

米国は2001年9月11日の出来事を契機として帝国に変貌したと主張し、米国の政策を帝国主義や現代帝国主義として批判する人がいます。私はブッシュ政権の政策を批判することは正しいと思っています。しかし、米国が帝国や帝国主義、現代帝国主義と呼ばれるほど強いとは思っていません。

時代はもはや19世紀末でも20世紀前半でもありません。帝国主義の時代ではありません。時代を逆戻りさせることはできません。

世界の多くの人びとは米国が世界を思いのままに支配することを許してはいません。米国はアフガニスタンとイラクで手こずっています。いずれ米国はこの地域から追い出されることになるでしょう。

2005年を憲法9条を守り、その精神を地球全体に広め、戦争への道を阻止する年にしましょう。

人類史の転換の年にしましょう。

本年もよろしくお願いします。

ご健勝を心からお祈り申し上げます。