朝鮮民主主義人民共和国訪問記念シンポジウム「戦後60年と東アジアの平和」

事務局

2005年11月27日 午後3時半から6時まで かながわ県民センター711号室

統一テーマ:「東アジアの平和と繁栄」

報告者:中西 治(地球宇宙平和研究所理事長)
報告者:木村英亮(二松学舎大学教授)
報告者:清水 学(一橋大学教授)
報告者:汪 鴻祥(中国復旦大学日本研究センター兼任研究員)
報告者:王 元 (中国鄭州大学アジア太平洋研究センター専任研究員)

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まず司会の研究所理事の岩木秀樹より、今回のシンポジウムは訪朝の成果報告であるとともに東アジアの平和への方途を探るものであるとの趣旨説明があった。

最初の報告者である研究所理事長の中西治さんは「戦後60年と東アジアの平和」とのテーマで、日本の戦後60年の時期区分をして、今後の東アジアの平和における日本と地球宇宙平和研究所の役割を論じた。

2番目の報告者である二松学舎大学教授の木村英亮さんは「戦後60年 アジアの世界平和への貢献」とのテーマで、アジア地域の重要性を指摘し、平和という観点から時期区分をして、最後に国連本部を沖縄に移転して沖縄を平和の島にすることを提案した。

3番目の報告者である一橋大学教授の清水学さんは「上海協力機構の歴史と現段階」とのテーマで、まず米国の対外政策がアジア地域と中東地域では異なることを指摘し、上海協力機構の歴史や最近開かれた上海での中央アジアシンポでの議論を紹介され、今後のアジア地域での地域機構の問題や課題について論じた。この後、コーヒーブレイクを兼ねて、朝鮮で撮ったビデオ映像や写真などを鑑賞した。

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4番目の報告者である中国復旦大学日本研究センター兼任研究員の汪鴻祥さんは「朝鮮半島の構図と中朝関係」とのテーマで、中朝関係の構造的要素を四つにわけ、戦後の中朝関係の変化や発展について考察し、今後の朝鮮半島情勢の展望と中国との関係を論じた。

最後の報告者である中国鄭州大学アジア太平洋研究センター専任研究員の王元さんは「変色した6カ国協議」とのテーマで、6カ国協議の由来や経緯について述べ、6カ国協議が今後の東アジア国際秩序を作り出す可能性を論じ、参加国の置かれている状況や歴史的意義について指摘した。

なおシンポジウムの後の懇親会には15名の方が参加され、和やかに歓談の時を持つことができた。