鳩山由起夫首相の辞意表明に寄せて

中西 治

鳩山由起夫さんが 2010 年 6 月 2 日午前 10 時過ぎに首相を辞するとの意志を表明しました。合わせて、小沢一郎さんにも幹事長職を辞するようにと述べました。私はいずれも当然であると思います。これでやっと民主党は今夏の参議院議員選挙をたたかえるようになりました。なぜこうなったのでしょうか。

第一は鳩山さんは首相の器ではなかったのです。指導力がなかったのです。言葉に重みがなかったのです。

第二は普天間問題です。鳩山さんが本当に国外・県外移転を考えていたのならば、まず、沖縄に行き、沖縄県民と話し合い、ついで、米国に行き、オバマさんと直接話し合い、日本国民の強い意志を伝えるべきであったのです。それを外務大臣や防衛大臣にまかせ、辺野古への移転を認める日米外務・防衛担当者の共同声明を準備させるようでは最初から腰が引けていたのです。

第三はお金の問題とそれに対する対応です。

私はそれでも昨年の政権交代と今回の辞意表明を歓迎します。主権者が日本の政治の方向を決めるようになりました。私は主権者の一人として、これからも積極的に発言し、行動します。