「緊急開催! NPOと政党の政策討論会 ―市民パワーと民主党の懇談会―」に参加して

中西 治

昨日、2009 年 7 月 14 日に東京永田町の民主党本部で開かれた「緊急開催! NPO と政党の政策討論会 ―市民パワーと民主党の懇談会―」に参加しました。

民主党の主催ということになっていましたが、実際は特定非営利活動法人 NPO 事業サポートセンターとの共催のようでした。私は後者と連携している NPO 埼玉ネットからメールで連絡を受け、出席しました。

会場は民主党本部ホールといっても、間借りしている、それほど大きくないビルの 5 階でした。参加者は 200 人の予定でしたが、300 人以上が参加し、最初に挨拶した岡田克也幹事長が床が落ちないかと心配するほどでした。

会をリードしたのは民主党政策調査会の人々でした。

司会は京都の参議院議員、福山哲郎同会会長代理、報告者は比例区の参議院議員、直嶋正行会長、比例東京ブロックの衆議院議員、長妻昭会長代理、四国徳島の衆議院議員、仙石由人・市民政策議員懇談会会長 (横路衆議院副議長) 代行でした。

民主党は小選挙区制がもたらした政党です。小選挙区制が導入された 1996 年に旧「民主党」が結成され、1998 年に新「民主党」に発展し、そこに 2003 年に自由党が合流してできたのが今日の「民主党」です。自民党に対抗して選挙を闘うための「反自民連合戦線」です。

昨日発言した岡田さんは元自民党、直嶋さんは元民社党、仙石さんは元社会党、長妻さんは元新党さきがけ、福山さんは旧民主党です。結党以来十有余年にしてやっと一つの政党になり、新しい人材が育ちつつある感じです。

NPO から 7 人が貧困、福祉、教育、環境、国際協力、コミュニティなどについて報告し、毎週、2.5 人の子供が親によって殺されているという深刻な事実が紹介されました。民主党は「市民を主役とする社会」をめざしており、NPO と政党との間には一定の緊張関係が必要であると指摘していました。私もそう思います。

私は日本国憲法、とくに、第 9 条に対する民主党の政策を尋ね、「すくなくともこれから 4 年間、憲法改定、とくに、9 条を変えないこと」を来るべき総選挙の公約に入れるよう要望しました。

NPO が日本社会で果たしている大きな役割と私たちの研究所がこれから果たすべき役割について改めて考えました。有意義な会合でした。