近況報告と「20世紀の再検討」

中西 治

2008 年 9 月 1 日に、福田康夫さんが日本国首相の地位を辞すことを表明してから、まだ 2 か月一寸しか経っていません。でも、もう随分昔のことのように感じられます。私は安倍さんと福田さんについて、「心ならずも」いろいろと書くことになりましたが、麻生さんについては、「軽いし」、選挙管理内閣であり、長くは続かないと思って、語ることを止めていました。

麻生さんも総裁になったときは、衆議院を解散し、総選挙に勝つことが天命であると言っていたのですが、内閣発足後の支持率が低いので怖じ気づき、折角苦労して手に入れた首相の座でもあるので、「金融危機をこれ幸い」として一日でも長く居座ることを考えるようになったようです。麻生さんは解散の時期を失しました。このまま行くと、麻生さんはじり貧となり、安倍さんと福田さんの二の舞、いや、三の舞となる可能性があります。

この間に私は、2 回にわたる研究所のキューバ訪問記「いまのキューバがよく分かる」の編集・執筆をし、『地球宇宙平和研究所所報』第 3 号に「特集」として掲載することにしました。この号には私の武漢大学講義録 (2008 年 6 月) 「歴史・日本・朝鮮・中国」も載せます。『所報』編集は最終段階に入り、今月中に印刷・製本・発刊・配送まで行きます。遅くとも 12 月 7 日 (日) の理事会・合同研究会にはご覧いただけるようにします。

その合同研究会で「20 世紀の再検討 ―戦争と革命」について報告しようと思っています。私は 2008 年度後半−2009 年度前半にかけて、宇宙地球史的観点から 20 世紀を全面的に再検討する研究会を組織し、2009 年の『所報』第 4 号にその研究成果を発表したいと願っています。その手始めの報告です。関心のある方は是非、合同研究会にお出で下さい。研究会に参加し、20 世紀を生きた人間として、この時代をどのように評価していたのかを後世に残しましょう。

これから寒さに向かいます。くれぐれも御身大切に、愉しい良い日々を、ご機嫌よろしゅう!