総会報告

事務局

2008年5月18日(日)午後5時半より7時まで、かながわ県民活動サポートセンター604号室で、総会記念講演会が開かれました。講師は東京大学の古田元夫教授で、演題は「今日のベトナムとアジアの平和」でした。

講演では今日のベトナムの発展状況が数値をもとに示され、ベトナムを社会主義国家とみなして良いとの見解が示され、欠陥だらけの社会主義ではあるが、理念より歴史上存在した社会主義により関心が持たれるべきであると主張されました。

アジアの平和とベトナムの関係が考察され、分断された朝鮮と比べて、1975年のベトナムの独立と統一が今日の平和と繁栄につながっていると述べられました。

質疑応答も活発にされ、過去から中国との紛争は多々あったが、自国領内では頑強に抵抗するが、中国領内に入ってまで中国軍を追うことはせず、むしろその後、朝貢をして友好関係を構築するなど、巧みな外交を展開した。ベトナムに軍隊を送った国は12カ国あるが、これらの国々と敵対関係が続くと経済発展は考えられない。ベトナム戦争では約300万人が犠牲になったが、そればかりに固執しているとよりよい未来は開かれない。このようなベトナムの人々の未来志向のたくましさは歴史の中で鍛えられたと述べられました。

7時から7時45分まで同室で総会が開かれ、委任状を含めて正会員44名と賛助会員2名が参加されました。

第1号議案2007年度事業報告、第2号議2007年度収支報告、第3号議案2008年度事業計画、第4号議案2008年度収支予算、第5号議案会費滞納および理事会の件がいずれも満場一致で承認されました。またキューバ関連書籍の発刊の具体的計画や、中国・朝鮮訪問の計画も報告されました。

総会後、講演会講師の古田元夫教授も懇親会に参加され、ここでも活発に議論の花が咲きました。

出席された方、また委任状をいただいた方に深く感謝いたします。