キューバ大使表敬訪問

岩木 秀樹

2008年2月12日(火)午前11時から12時過ぎまで、港区東麻布にあるキューバ共和国大使館に、ホセ・フェルナンデス・デ・コシーオ大使を表敬訪問しました。

地球宇宙平和研究所から中西治理事長をはじめ他5名の方が参加し、2月25日からのキューバ訪問に先立ち様々な意見交換をしました。

大使は着任早々の大変忙しいときにもかかわらず、予定時間の30分を大幅に超過して、和やかな中にも熱のこもった話し合いが持てました。

大使は1933年生まれで、メキシコ大使や英国大使を歴任され、柔らかな物腰の中にも貫禄のある、まさに一国を代表する大使といった印象でした。本来なら特命全権大使がNPO法人の訪問を受け、長時間の意見交換をするということは異例のことですが、研究所の趣旨や昨年のキューバ訪問の実績に共感され、さらに加茂雄三先生やトラベルボデギータの清野史郎さんのご尽力のおかげでこのような貴重な機会を持てました。あらためて関係された皆さんに御礼申し上げます。

この表敬訪問の内容については、まず大使から歓迎の意が表され、中西理事長から御礼の言葉があり、その後日本人6名が自己紹介をし、意見を述べました。それを受けて大使は、キューバミサイル危機について最近いくつかの国際会議が開かれていること、環境問題に国家をあげて様々な取り組みをしていること、この2月24日にキューバで国会が召集されるのでタイムリーな訪問時期であることなど、一人一人の関心に合わせた返答があり、これらにアプローチするための便宜をはかっていただけるとのことでした。

中西理事長は、米国の厳しい包囲政策の中で50年もキューバが存続できたことを高く評価するとして、朝鮮・ベトナム戦争で米国社会が変わったように、アフガン・イラク戦争で米国のキューバ政策も変容する可能性があり、そのような時期に訪問できることを嬉しく思うと述べました。またキューバの日本研究者や政府要人とも交流をし、さらに今後とも継続的な相互の交流を要望しました。

大使は日本とキューバ両国間の学術交流は非常に重要であり、できるかぎり便宜をはかりたいと述べました。

中西理事長はキューバ帰国後に、キューバに関する出版物を出したいとして、最後にカストロ議長の病気回復を喜んでいるとして、できればカストロ議長ともお会いしたいと要請し、表敬訪問は終了しました。