間二郎教授、ご逝去

中西 治

深く尊敬する間二郎教授が2007年9月初めに亡くなられました。
81歳でした。
今日、大学に行って、初めて知りました。
間教授は『クリスマス・キャロル』、『ディヴィッド・コパーフィールド』、『二都物語』などで有名な19世紀のイングランドの作家チャールズ・ジョン・ハファム・ディケンズ(1812-1870)の研究者でした。
教授は松村昌家編『ディケンズ小辞典』(研究社出版、1994年)に「ディケンズと女性」を寄せています。
教授の最大の業績はディケンズの最後の作『我らが共通の友 (Our Mutual Friend)』(1864-1865)の翻訳です。
この翻訳書は1997年に筑摩書房から3冊の文庫本で出版されました。
私はこの書を大学図書館の出版物に紹介しました。
紹介された題名は『我らが共通の女』でした。
間教授と私は顔を見合わせ、笑いました。
間教授は私たちの研究所の会員です。
教授は大学でも研究所でも私を強く支えて下さいました。
私は深く感謝しています。
間二郎教授。
また、お会いしましょう。