総会等の報告

事務局

2007年5月6日(日)に、理事会や総会記念講演会、総会等一連の会が行われましたので報告します。

まず第3期理事会第7回会議が、午後3時から午後3時45分まで、かながわ県民活動サポートセンター703号室において、理事11名(書面表決者含む)および監事2名が出席されて開催されました。ここでは主に所報や出版活動について議論され、所報予算の検討や刊行時期の問題が話し合われ、さらに収支報告を詳細にすることも提案されました。また総会に提出する第4期役員案が承認されました。

午後3時45分から午後4時45分まで703号室において、キューバ学術交流に参加された芝宮純子さん作成によるキューバ交流ビデオ鑑賞会が行われました。ナレーションや音楽付きのビデオであり、臨場感溢れる映像を堪能し、次のキューバ交流への良いプロモーションともなりました。

午後5時から午後7時まで711号室で、東京女子大学教授の油井大三郎先生による総会記念講演会「日米関係と戦争の記憶」が開催されました。そこでは日本と米国に存在する「対テロ戦争」観のギャップが指摘され、さらにスミソニアンの原爆展示論争における戦争の記憶をめぐる日米ギャップが詳細に論じられました。その論争では、新しい記録文書を使用した研究者や博物館員らは学問と追悼の両立を目指したのに対して、元兵士らは「原爆のおかげで死なずにすんだ」とのやや歪んだ記憶にしがみつき対立をした。さらに米国において正戦論が根強い理由として、戦争による独立実現、戦争による領土拡大、民兵神話による武装自衛・正当防衛論の伝統、民主主義伝播の使命感等が指摘されました。

講演の後、質疑応答も活発にされ、ベトナム戦争をきちんと総括していないから再びイラク戦争で失敗をしたと主張され、ベトナム戦争が泥沼化したことの反省はなされるが、侵略戦争としての反省はされていない。その証拠として、当時の米国の戦争指導者は裁かれず、枯れ葉剤等の被害に対して、賠償金は払っていないと述べた。また今後の研究課題として、旧来の安全保障観を転換し、日本を始め世界各地で起こっているナショナリズムの暴走をどうくい止めるのかが重要だと主張した。

午後7時から午後7時45分まで第6回総会が711号室で50名ほどの会員・非会員(委任状含む)が参加され、開催されました。そこでは、会費納入率の向上や新たな文化学術交流の展開などの意見が出て、全ての議案が承認されました。

その後、第4期理事会第1回会議が午後7時50分から午後8時まで、711号室で開催され、理事の互選により、理事長に中西治さん、副理事長に渡辺宏さんが選任されました。

最後に、午後8時から午後9時半まで、懇親会が津多屋で和やかに行われました。

お忙しい中、また雨の中をお越しいただきました方々に深く感謝いたします。今後とも研究所のさらなる発展に向けて、ご支援をお願いいたします。

事務局 岩木秀樹