阜蒙県の紹介 ―中国東北遼寧省阜新蒙古族自治県便り

植木 竜司

中華人民共和国遼寧省阜新蒙古族自治県(以下、阜蒙県)の職業教育中心に設置された「中西治外語研究中心(中西治外国語研究センター)」では現在、戴英鋒さんと白長虹さんが、日本語や日本文化等について研究されています。

戴英鋒さんは、阜蒙県の蒙古族実験中学で1999年より日本語の教師をされている方です。大学ではモンゴル文学を専攻されていたそうです。

白長虹さんは、阜蒙県の東梁学校で、本年7月まで中学生に日本語を教えられていた方です。現在は、日本語の授業が廃止されたため、小学生に国語と算数を教えられています。大学では日本語を専攻されていたそうです。

お二人が日本語で書かれた「阜蒙県の紹介」の文章と、「中日の教育・学術交流」についての文章を二回にわたって紹介します。今回は「阜蒙県の紹介」の文章です。

「阜蒙県の紹介」
戴英鋒

阜蒙県は遼寧省の西北部にあります。東から西までだいたい114キロメートル、南から北まで94キロメートルです。県庁は阜新鎮にあります。阜新市から9キロメートル、省庁・瀋陽から140キロメートル離れています。

本県には鎮が20、町が15、農林牧漁場が17、村が382、町事務所が4、社区が8あります。

総人口は73万で、そのうち農業人口は64万、非農業人口が9万で面積は6246平方キロメートルです。

本県は民族が多く、全部で24あります。その中で最も多い人口の民族は漢族です。次はモンゴル族です。

四季がはっきりしており、温帯大陸性気候です。暑い時期と雨季が同じ時期です。

山が多いです。地勢は北が高く、南が低いです。主な山は烏蘭木図山です。そのほかにもたくさんの山があります。川もたくさんあります。

本県にはたくさんの地下資源があります。全部で29種類です。開発利用されているのは14種類です。既に県の基礎産業になっています。また、多くの土地、森、草場、及び数百種類の動物や植物などの資源があります。

「ふるさと 阜蒙県」
白長虹

阜蒙県は遼寧省の西北部にあります。人口は約73万です。主に漢民族が住んでいます。少数民族のモンゴル族や朝鮮族や満族なども住んでいます。モンゴル族の人数が多いので、蒙古族自治県となっています。

阜蒙県の面積は広く6246平方キロメートルあります。東北地方なので、季節の変化がはっきりしています。

阜蒙県には山がたくさんあります。主な山は烏蘭木図山や駱駝山です。烏蘭木図山の高さは884メートルです。

阜蒙県は自然資源が豊かです。主な資源は黄金や石炭などです。

改革開放以来、阜蒙県の経済・文化・旅行産業などはどんどん発展しています。

阜蒙県は名所旧跡が多いです。瑞応寺は有名なお寺です。懿州古城は太極拳を作った張三豊のふるさとだといわれています。