20世紀の謎

中西 治

今日は勤労感謝の日でした。良い休日をお過ごしのこととお慶び申し上げます。

ロシア語文献研究指導も3回目を迎えます。

今回は前回に引き続き、ロイ・メドヴェージェフ著『ロシアにおける社会主義とは』の第一章「ソヴェトの社会主義」を読みます。

1991年8月のソヴェト共産党の禁止、同年11月の同党財産の没収、同年12月のソヴェト同盟の解体などのときに、どうしてこれらの措置に抗議するひとつのストライキも、ひとつの集会も開催されなかったのでしょうか。

これは「世紀の謎」だという説があります。

ロイ・メドヴェージェフは、これは決して謎ではなく、それはそれまでの数十年間の誤った、多くの点で冒険主義的な政策の当然の結果であったと主張しています。

ロイ・メドヴェージェフの論拠は明解で、説得力があります。なるほどそういうことであったのかと教えられることが多いです。

初めての方もぜひご参加下さい。