米国中間選挙結果を歓迎する
中西 治 (2006年11月9日 12時14分)
米国の中間選挙結果が明らかになりました。民主党が下院で多数を制し、上院でも過半数に迫っています。米国の新聞 “USA TODAY” によると、最終選挙結果の予測 (カッコ内は現在) はつぎの通りです。
| 共和党 | 民主党 | その他 | |
|---|---|---|---|
| 上院 | 49 (55) | 49 (44) | 2 (1) |
| 下院 | 203 (232) | 232 (202) | 0 (1) |
| 知事 | 22 (28) | 28 (22) | 0 (0) |
1994年のニュート・ギングリッチ革命以来の共和党優位時代の終焉です。ジョージ・W・ブッシュ時代の終りの始まりです。
ブッシュ大統領の罪は重いです。9・11の報復としておこなわれたアフガニスタンとイラクに対する戦争によって、どれほど多くの人が亡くなり、傷つき、不幸になったことでしょうか。
政治家が犯した過ちの結果は深刻です。米国民がこれに遅まきながら気づいたことを私は歓迎します。2004年の選挙でブッシュさんを大統領に再選すべきではなかったのですが。
アフガニスタンとイラクの現状は米国が戦争を始める前よりも悪くなりました。内戦状態です。米国はいろいろと理屈をつけて居残りを策することを止め、ただちにこれらの地から手を引くべきです。
その地域の問題はその地域の人が解決する、これが鉄則です。
私は問題の解決に一歩近づいたことを心から喜んでいます。
