外国語があなたを変えていく(1)

浪木 明

私は中学1年生の時から、NHKラジオ講座の聴取をベースに、33年間一日も欠かさず英語を中心に外国語研鑚に取り組んできました。使用したテキ ストは2500冊にもなります。最初は日本語と異なる音に魅せられ、未知なる他国への憧れから始まった外国語への興味も、その深さを知るにつれ、「外国語 を学ぶことはその国に対する最大級の敬意の表明である」との信念を持つに至りました。

幸い、私は一貫して教育の現場、すなわち国内外の大学や大手英会話スクール、個人指導教室に勤務させていただき、老若男女を問わず数多くの方々と接してきました。その貴重な体験の中で、「外国語が人間にどのような変化を与えるのか」に注目し始めるようになったのです。

本コラムでは、キャリア・カウンセリングとコーチングによる独自の英語指導法の一端を紹介しつつ、読者の皆様を外国語ワールドに誘い、学習意欲向上の一助とすることを目的にしています。初回にあたり申し上げたいことは以下の二点です。

第一に、「目標・目的を明確にし、書き出すこと」です。「何のため」と問い続けることが、外国語と付き合い続ける原動力となり、帰すべき原点となります。

次に、「学習量の蓄積は人間の質の転換をもたらす」ということです。語学には必ず停滞期があります。そこで止めてしまうか前へ進むかによって、その人の外国語運用能力の伸び方が大きく左右されます。つまり「継続は力なり」に尽きます。

しかしながら、外国語学習は「言うは易く行うは難し」です。どうすればいいでしょう?キーワードは、美容・長寿・多重人格・中観主義・シャルウィ―ダンス?・直立レッサーパンダ・謎のピアノマンといったところでしょうか。次回をお楽しみに!