日本の歴史教育のあり方

その他

投稿者:社会派かあちゃん

かつて日本が米国と戦ったことを知らない大学生がいる?!

このようなことが取り沙汰されても、「ごく稀な特殊なことだろう」と思って信じなかった。ふと思いついて、教師を目指すある大学生に盧溝橋事件につ いて聞いてみた。なんと、事件を理解しないどころか名前さえも聞いたことがないと言う。彼の言葉に息を呑んだ。が、彼が言うのには「中学も高校も歴史の授 業は3学期になると時間が足りなくなり、近・現代、特に昭和以降は今までもまともに習ったことがなかった。」―――大学受験で歴史を選択しない限り、重要 なこの100年余りの歴史の教育を受ける機会がなかったのだ。

「盧溝橋」が教科書には載っていたのに、パラパラとめくることもしなかったことと、自分の偏った知識を恥じ危惧し、彼は今、高校生用の参考書を買い求め一から歴史を勉強し直している。

中学での新しい試み

一般的に公立中学の社会科は、1年・地理、2年・歴史、3年・公民、と区切って教えてきた。都内のある中学では、歴史を2-3年の1年半に亘って しっかり教えている。今までにはない勉強の進め方、けれど元からこうあるべきであったと感心した。上の大学生のような歴史教育を受けてきたであろう親達 は、このことに気づいただろうか。

担当教諭と学校の取り組みに敬意を払うとともに、今までいい加減に扱われてきた歴史教育に対し、親達が疑問も意見も発して来なかったことを改めて思い起こす。教育を見守ることは保護者の責務であり権利だと、今更ながら考えさせられた。

保護者にアンケートを取り、その結果も公表する「学校評価」が各地で暫時始まっている。学校側はこの評価に応え、学校運営の参考にしなくてはならな い。この制度の持つ意義は、とてつもなく大きい。「学校運営連絡委員」の制度とともに、学校教育の運営に保護者や地域の住民が自由に参加できる時代であ る。なんと素晴らしい社会になったのかと、社会派おばちゃんは、感動しつつ張り切っている。

おまけの感想・・・歴史のお勉強。もしかすると2年次に教えきれずに、ただ単に3年次にはみ出してしまったのかもしれない、、、。もしそうだとしても、時間が足りなくなり学ぶ機会を逸するより遥かに賢明である。他校の状況も含め研究する意味あり。