歴史クイズ その1

近藤 泉

◆私は歴史が苦手なので、中学生の娘の教科書でちょっと勉強してみるかと気軽にぱらぱらめくってみたら、びっくり。楽しくて釘付けになりました。

今の教科書はカラー写真の豊富なこと。細かい字を読むのが滅法苦手になった母には、とても嬉しい。歴史の案内役は可愛いアニメアイドル風、楽しい雰囲気でお堅い歴史の世界に誘われます。ところが、読み始めるとかなり高度な内容で、高校の教科書かと思うほどです。

「世界大恐慌」から「太平洋戦争の終結」まで19ページもあるのには、正直びっくりしました。日本のかつての教科書を閲覧できる所があるそうなので、自分の頃の薄っぺらだった教科書と見比べてみたいと思いました。

さらに私が感心したのは、子ども達が勉強に飽きないように工夫されているのか、はたまた子ども自身が歴史を観る眼を養えるよう尽力されているのか、学習のポイントをがっちり押さえた「質問コーナー」がところどころにあるのです。そして、それが結構むつかしい。

この質問にきちんと答えられるように、思春期の中学生を指導するのは大変だろうけれど、改めて教師の仕事は素晴らしいことだと思いました。

◆その1 <不景気と戦争の不安>

  1. 歴史上最大の不景気は,どのようにしておこったのだろうか。
  2. ファシズムが台頭した理由をかんがえてみよう。
  3. 世界大恐慌は,日本にどのような影響をあたえたのだろうか。
  4. 各国の景気対策には,どのようなちがいがあったのだろうか。

(日本書籍「わたしたちの中学社会 歴史的分野」より)

◆ちなみに教科書の扉にはこんな素敵な言葉が載っています。

「歴史を勉強すると何の役に立つのですか。」

「歴史を学ぶことで,わたしたちはどう生きたらよいかとか, どんな世の中にしたいかを考える力がつきます。 さあ,これから歴史の舞台をたずねてみましょう。」