4.2045年の世界の人口 : ユニバーサル・ヒストリー(宇宙地球史)入門(4)

中西 治

世界の人口は2011年10月末に70億人を突破したが、2045年頃にはどのようになるのであろうか。

国際連合経済社会局の『世界人口推計2010年版によると、2050年の世界人口は出生率別に低位81億1219万1000人、中位93億612万8000人、高位106億1431万8000人、一定109億4254万4000人である。

以下中位の予測を用いると、世界の総人口は2010年が68億9588万9000人であったから、40年間に24億人ほど増えることになる。

先進地域の人口は2010年に12億3590万人であり、2050年に13億1173万1000人になるというから、7600万人ほど増える。

北部アメリカでは2010年の3億4452万9000人から2050年には4億4686万2000人となり、1億人ほど増えるが、ヨーロッパでは7億3819万9000人から7億1925万7000人に1900万人ほど減る。

発展途上地域の人口は2010年の56億5998万9000人から2050年には79億9439万7000人になるというから、この地域では23億3000万人ほどが増えることになる。

アジアでは2010年の41億6425万2000人から2050年の51億4222万人となり、10億人ほど増える。アフリカでも10億2223万4000人から21億9159万9000人となり、11億7000万人以上増える。ラテンアメリカ・カリブ海でも5億9008万2000人から7億5095万6000人となり、1億6000万人以上増える。オセアニアでも3659万3000人から5523万3000人となり、1900万人ほど増える。

国別に見ると、2050年に人口数が世界一となるのは、約17億人のインド、2位は約13億人の中国、3位は約4億人の米国、以下、ナイジェリア、インドネシア、パキスタン、ブラジル、バングラデシュ、フィリピンと続き、10位は約1億5000万人のコンゴ民主共和国である。ロシア連邦は1億2618万8000人で14位、日本は1億854万9000人で16位である。

数は力である。その数が知恵と知識と技術を身につけたとき、必ず世の中は変わる。