10. #16 「紙」: ユニバーサル・ヒストリー(宇宙地球史)入門(2)

中西 治

紙 (paper) は比較的新しい科学技術革新である。

紙について最初に言及したのは中国人であり、紀元後 105 年のことである。しかし、中国人は、紙は大変弱く、書くのには大変高くついたので、他の物を利用し続けた。

紙は最後まで発展し続け、 16 世紀までに木のパルプ紙がラグ紙よりもはるかに広く使われるようになり、出版と知識の増大に爆発的な発展をもたらした。

木のパルプ紙が現代教育制度を作り出したと実際に言うことができる。

それ以前、本を作り、それを普及する原価が経済の障害となっていた。木のパルプ紙とともに、出版が開花し始めた。それとともに、現代の学問も。