6. 「人類時代」を「採取・狩猟期」、「農耕・畜産期」、「工業生産期」に: ユニバーサル・ヒストリー(宇宙地球史)入門(1)

中西 治

第二の基準である科学技術革命は人間の生活の仕方と社会に変化をもたらす最大の要因である。

この基準にもとづき、「人類時代」を「採取・狩猟期(Gathering-Hunting Era)」、「農耕・畜産期(Farming-Breeding Era)」、「工業生産期(Industrial Manufacturing Era)」の三つに分けた。

「採取・狩猟期」にも人類は石を使い、火を使ったが、その技術水準はきわめて低かった。採取・狩猟社会であった。

最初の大きな科学技術革命は1万年前の農業革命であり、農業社会を生み出した。

第二の科学技術革命は1765年のワットによる蒸気機関の発明に始まる工業革命であり、工業社会を生み出した。

第三の科学技術革命は1970年代に急速に進んだ情報技術革命であり、知識情報社会を生み出した。